薬品安全講習会に行ってきた

今日は薬品安全講習会に出席してきた。

一応今年で化学7年目だし、参加を厳命されたときは"何を今更"感が強かったけど、環境汚染に関する法律とかは興味深かった。

あと薬傷を受けた患部の写真も良い勉強になったので、グロ耐性がある人は写真を探して欲しい。ちなみにグロいです。

 

①節電結果の話

地震のあと、全学で節電が実施されていた。

国からの目標要求値15%節電に自発的な上乗せ(5%)をして目標を高めるという、M感MAXな取り組みをしていた本学だが、それでも達成したらしい。

ちょっと誇らしい、と思ったが、それは目標に達しない場合罰則が課せられるからだったっぽい。

さすがに大学病院は免除されていたが、医学部は節電し、そして彼らも目標を達成した。

でも電気料金の値上げでお金は2%しか減らなかったらしい。ってか電気料金にゼロがいっぱい付いてて驚いた。

 

②安全についての話

薬品を用いる実験が危ないことであるのは明らかだ。

今日の話に出てきた学生は、硫酸入りの瓶をポケットに入れたまま転倒してアチャー(ノ∀`)ってなったらしい。

実験態度に気をつけ、設備も点検を怠るなという内容。

印象に残ったのは、電気コンロから有機溶媒に引火した時に学生が水をかけた話。

比重がどうとかいう常識の話じゃなくて、研究室に入るくらいに勉強した学生でも、とっさの時には正常な判断ができないってところに気づいた。

最近の避難訓練では消化器で実際に火を消す内容が含まれているが、そういう事のもっと身近な体験学習をやった方が良いのではないか。

 

③廃液に関する法律の話

独法化したので、排水に関しても事業者と同様の下水道法が適用されるようになった。

初めて知ったんだけど、下水道法違反は行政指導なしの直罰制度だったらしい。通貨の偽造が国家の信頼を損なう反逆行為として重く罰せられる的な話か。

あと、下水に水を流すのは"捨てる"ではなく"排除する"と呼ぶらしい。

法律の話だけではなく、実験者が気をつけるべき内容もあった。

例としてジクロロメタン。有機溶媒でも少量は水に溶解する。ジクロロメタンは常温での溶解度が2 g/100mL水。法定排除基準は2mg/Lなので、このまま排除すると"基準値の10000倍"という、テレビが大喜びしそうな数字になる。

これが積み重なっていくと、利根川水系汚染事件みたいなことが起こる。

「だから皆さん普段から気をつけましょうね」という事だった。

 

明日からより一層気をつけようと思いました。まる。

(それにしても、今日の廃液処理の時に火気厳禁の廃液保管庫でタバコ吸ってたアイツは何だったんだ)